若い未亡人は、良くも悪くも周囲の男性から注目を浴びるようになります。
葬式をあげることによって、あなたをとりまく職場、近隣、友人関係の多くの人たちが、あなたが独身になったことを知ります。
旦那がいなくなって寂しいだろう、オレが慰めてやろうと考える男性が何人か出てくることでしょう。
世の中の男性には、「未亡人は心も体も寂しいから、すぐに親密になれる」という都市伝説があります。
葬儀の前後には他人を家の中に入れる機会も格段に増えており、来客自体が珍しくなくなっています。弔いの言葉を掛けてくれる人たちに対し、感謝をする気持ちが高まっているので、人を疑う心が薄くなってしまいがちです。
死別後、一人暮らし(または、プラス小さな子どもとの暮らし)になってしまったとしたら、自宅に不用意に男性を入れないように防犯意識を高める必要があります。
故人にお線香を上げにきましたと言われても、素性のはっきりしない男性だったらその場では断るべきでしょう(いったん用事があると断って、あとで、友人に来てもらっているときに来てもらいましょう)。また、今後の生活では、ドアを開ける時には、いったん振り返り、あとをつけてきた不審者がいないか確認すべきです。朝のゴミ捨てに出るときも、分単位の外出であってもドアの鍵は掛けた方がよいでしょう。
いったん家の中に入られてしまえば、強引に迫られても、もはや守ってくれる人はいません。というよりも、何か事を起こされても、にらみをきかせる後ろ盾が無くなってしまっているのです。旦那がいた頃と同じ防犯感覚でいると、思わぬトラブルに巻き込まれるおそれがあります(悲しいことを言ってしまってごめんなさい)。
心に鍵を掛ける必要はありませんが、家の鍵はしっかりと掛けましょう。
[補足]
一人暮らしの女性が危うい目にあったというツイートです。
ここ数日の出来事です。最近Twitterに現れなかったのはこのためです。
— あやりり@ひともつ倶楽部ブロガー (@ayariri_motu) 2017年9月20日
一瞬の出来事でしたが思い出して震えながら描きました。この恐怖を味わう人がこれ以上でないように。
今は友達の家にお世話になりながら、引っ越しの準備をしています。どうか私のバカな行動を反面教師にしてください。 pic.twitter.com/x83ycB6Feo