日本では、「1週間に1人」のペースで、子どもが虐待死で命を落としています(心中以外)。
「オレンジリボン運動」は、子ども虐待をなくすことを目指した市民運動です。さまざまな活動をしており、子育てに悩んでいる人のための相談窓口も次のページにまとめられています。
オレンジリボン運動 相談窓口
http://www.orangeribbon.jp/counter/
子ども、特に生後間もない赤ちゃんの世話は、24時間、母親ひとりに負担が掛かることが多く、肉体的に精神的にもとてもつらい行為です。生後、一年間きちんと眠れなかったという母親もいます。そんな生活をしていたら、ストレスが溜まって当然です。
子どもは何をしでかすかわかりません。いつ体調を崩すかわかりません。イヤイヤと泣いたり喚いたり、ワガママ放題でこちらの思うように動いてくれません。
泣きたいのはこちらだと思うこともあるでしょう。
子育ては、つらいものです。過酷なものです。
世間的には母親が育児をこなして当たり前という風潮がまだあって、育児のつらさを理解してもらえないことも多々あります。育児の重責とストレスを誰からも理解されないまま、ひとりで苦しみ、悩んでいる母親は本当に多いと思います。
世間の理想的な母親像にしばられて自分はダメな母親と思う必要はありません。
つらいときには相談しましょう。思わず子どもを叩いてしまいそうになったとき、誰かに自分の気持ちを話すことで、気持ちがラクになることもあると思います。
自分を支えてくれる社会の仕組みを利用して、つらい時期を乗り越えていきましょう。